2012年02月22日

平井京子氏


このたび、昨年11月に僕が初演をいたしました、平井京子先生の「3つのアリオーソ」が、ピティナのピアノ曲辞典に載ることとなりました。

こちらからどうぞ
同じページで初演時の演奏を録音した音源も聴くことができます。
今日はその中から、第2曲をブログで公開したいと思います!
以下に平井氏自身による解説を引用いたします。


3つのアリオーソ Three Ariosos 2011年作曲
 2011年3月の震災後、作曲家に一体何が出来るのだろうかと考えながら止まり止まり、ゆっくりと紡いだ「3つのアリオーソ」は、常にメロディーを意識して作曲しました。 (アリオーソとは歌うように、の音楽用語としても使われる言葉です。)1曲目は震災直後の重い現実への怒りにも似たうねりのような感情を、2曲目は震災後の桜を見た時の印象を、3曲目は希望の光への祈りを、それぞれ象徴的に歌っています。その年の11月の實川風さんによる初演は多くの共感を呼びました。  執筆者: 平井 京子





いかがでしたでしょうか?
この曲の終盤には、楽譜を見ないで聞くと、どんな楽譜になってるんだろう?と思える、高音部で美しく音が絡み合う箇所があるのですが、そこはなんと5声になっているのです・ ・ ・
ただし、それは技法のための技法ではなく、その音でしか表現できない音がそこに記されていると感じます。

新曲の初演というのは作曲者の評価も背負うので、そういう点では緊張しますが、それまで誰も弾いたことのない作品に一から取り組めるので、新曲の譜読み・初演は独特の楽しみがあります。
あ、あと本番で楽譜を置いて弾くことができる所も好きです(笑)

全部通して聴くとさらに伝わるものがあると思いますので、ぜひピアノ曲辞典のページから、第1・3曲もお聴きになってみてください!


posted by 米 at 19:39| Comment(2) | 発表