2015年11月17日

ロンティボー国際コンクール



こんにちは!
ここしばらくブログとHPが更新できなくなってしまっておりまして、ご報告すっかり遅くなってしまいました。


先月22日から27日までパリで行われていたロン・ティボー・クレスパン国際コンクールにて第3位(一位なし)をいただきました!


予選が22・23日、セミファイナルが24日、ファイナルリサイタルが25日、ファイナルコンチェルトが27日という日程で、ソロ2時間とコンチェルト2曲(演奏する1曲が24日夜に審査員より発表されました)を用意していたので、精神力や体力を保つのが大変でした。


ファイナルリサイタルの会場「サル・ガヴォー」と、コンチェルトを演奏した「シャンゼリゼ劇場」はどちらも満員のお客さんで一杯でした。
歴史の重みある会場で演奏できたこと、そして演奏後にフランスのお客さんからいただいた熱烈な拍手、これ以上なく幸せな瞬間でした。


ファイナルリサイタルで最優秀リサイタル賞と最優秀新曲演奏賞をいただけたことも、本当に嬉しいです。



パリには友人もたくさん留学していて、滞在中は家に泊めてもらったり食事を共にしたり、パリは僕にとって忘れられない街になりました。
決して綺麗な場所だけではありませんが、ありとあらゆる人種の人が入り混じって目まぐるしく動きつつも、街のいたるところにあるカフェでゆっくりしている人がたくさんいて、どこかゆるくて温かい空気感もあるパリが好きになりました。
コンクール事務局の人たちも、よく行ったスーパーのお兄さんも、会場で声をかけてくださったたくさんの人達も、陽気に温かく迎えてくれました。





そんなパリで起きた今回のひどい事件、ただただ悲しいです。

亡くなった人のご冥福を祈ります…


パリには移民の人が多く、僕が滞在した2週間だけでもその格差や社会的な階層というのは伝わってきました。貧しさから不幸そうな人も本当にたくさんいて、東京とは別世界でした。
どうにかならないものだろうか、と思いつつも、実際のところは、結局僕もそうでしたが、個人レベルでは見て見ぬふりをすることになり、鬱憤や不満を抱えた人を皆避けてしまいます。そういう周りの反応で、ますますその人達には孤独感や不満が蓄積して行くはずです、、
そんな心の隙間につけ入られる形で、過激な思想に感化されて洗脳されていったのでしょう...
欧米への不満や宗教問題の絡んだISと、フランスの移民問題まで絡む今回のテロは、もはや僕には全体を把握することのできない複雑な問題で、真剣に考えると頭がクラクラしてくるくらいなのですが、どうか報復や敵意の浴びせ合いにならないように、これ以上の殺し合いが起きないように、欧米諸国には直情的な報復合戦に舵を取らないでいただきたいです。(実際は真逆でひどくなる一方ですが…)

これ以上繰り返されないよう、無力ですがただただ祈ります。





話題が重くなりましたが、、、

平和な日常に感謝しつつ、これからも変わらず音楽を続けていきたいと思います。

まだまだ長い道のりです…!


ホームページがまだ復旧しないので、コンサートのスケジュールを前のエントリーで挙げさせていただいています。 合わせてご覧ください^_^

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posted by 米 at 23:47| Comment(3) | 日記

2015年07月13日

魑魅魍魎 との遭遇

先日の新小岩でのリサイタル、いらして下さったみなさま、ありがとうございました!
ぎーいんさん、コメントありがとうございます。
ラフマニノフのソナタは初出しということでなかなかスリリングでしたが、曲のスケール感に身を任せて演奏することができました。(こちらもご覧ください)

1917年製ベヒシュタインピアノ、同時代に書かれたドビュッシーやプロコフィエフで幻想的で奥行きのある素晴らしい音を出してくれました。
(現代のピアノはかなり輝きとパワーが追求されていますが、ドビュッシーやプロコフィエフなどで無機質で透明な音になりやすいです。プロコフィエフは特にそういうイメージを持つ方が多いかもしれません)

8/8に、同じくドレミファクトリーにて、ヴァイオリンの長尾春花さんとのデュオリサイタルがございますので、ご興味のある方はいらしていただけたら嬉しいです。
こちらはブラームスのヴァイオリンとピアノのためのソナタ全3曲を一度に演奏します。






ところで、

魑魅魍魎、ってすごい四字熟語ですよね。

鬼が部首の漢字はそれだけでおどろおどろしいです。



魘 これなんか、厭に鬼ですよ?厭な鬼とは相当な悪玉と思われます。

䰯 疑わしい鬼。


どれもオバケが見えてきそうな漢字です。
漢字は奥が深い。



さて、そんなわけで、本日の主役の魑魅魍魎氏にご登場いただきましょう!











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・ ・ ・


ご気分を悪くされた方がいらっしゃったら申し訳ありません。

ベランダにある小さなプランターに植えてあったパセリが、パセリが、、(無念)


最初に発見した時はギクっとしたものです。笑

パセリは経過観察中です。



〜おまけ〜

☆雨かんむりのおどろおどろしい漢字たち☆










♪今後の演奏会情報

8/6 アンドレ・アンリ 加納尚樹 トランペット・デュオコンサート 軽井沢大賀ホール
8/8 長尾春花(ヴァイオリン) 實川風 デュオリサイタル ドレミファクトリー(葛飾区新小岩)
8/23 鈴木舞 ヴァイオリンリサイタル コンチェルティーナGINZA (中央区銀座)
9/27 實川風 ピアノリサイタル ベーゼンドルファー東京(中野区)
10/3 實川風 ピアノリサイタル カワイ梅田ジュエ(大阪市梅田)
10/16 Chopin Night (フランス ノアン)
11/6 山口裕子・實川風 ジョイントリサイタル (カワイ表参道パウゼ)



posted by 米 at 17:27| Comment(5) | 日記

2014年03月26日

デジタルハープシコード


お久しぶりです!
ブログの更新、間隔がかなり空いてしまっております・・

つい最近まで今年の冬は寒いと思っていましたが、あっという間に暖かくなりましたね。
花粉については、「たいしたことないだろう」と、飛び始めの時期に何の根拠もなく思っていた自分を、だいたいいつもこのぐらいの時期に愚かしく恨めしく恥ずかしく思います。笑



さて、タイトルにあるデジタル・ハープシコードですが、今日初めてその存在を知りました。
デジタルピアノのチェンバロ版です。

何度か大学で本物のチェンバロに触ったことがありますが、一番驚いたのは、タッチがかなり実物に近いように感じたことです(チェンバロのプロフェッショナルな方がどう感じるかは分かりませんが)

「む!この独特の引っ掛かる感じは…内部にチェンバロと同じような引っ掻く機構が入っているに違いない!アナログチックだけど…!」

と確信しました。
が、電源を消すとそのタッチは無くなり普通の電子ピアノのような鍵盤に・・・
どういう仕組みなのか・・・
教えてはいただけませんでした(笑)

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ハープシコードの発音機構(Cが@を弾く時に手に抵抗を感じる)




というわけで、今日はローランドさんの会報誌「RET's Press」の取材を受けてきました。
取材自体珍しいのですが、初の表紙+巻頭ということで、写真もたくさん撮っていただきました。(カメラマンの方に見事にノせられてしまいました…笑)
最新デジタルピアノやデジタルハープシコードを長い時間触らせて下さって、ありがとうございました。


3月は、先日長岡で演奏させていただいたり、チェロの金木さんやクラリネットの生方さんとの共演もあり、とても充実して過ごしています。
今週30日は金木さん・生方さん、バイオリンの伝田さんとの室内楽コンサートが埼玉県の名栗の杜でありまして、来週4/5は、神戸市文化ホールにて、大阪交響楽団さんとラフマニノフのピアノコンチェルト第2番第一楽章を共演させていただきます。「フィギュアスケートで使われた音楽」を集めた楽しいコンサートです^^

色々な種類の本番がありますが、ひとつひとつ良い演奏を目指したいと思います。




こちらは我が家の新参者
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posted by 米 at 00:23| Comment(3) | 日記